<離乳食準備>初期から必要な購入品|生後5ヶ月買うものおすすめグッズ
娘が生後5ヶ月半のタイミングで離乳食を開始しましたが、始める前の準備で困ったのが「何を購入すれば良いのか?」でした。
ネットや本を読み、店舗やECサイトを徘徊して必要なグッズを一通り購入しましたが、実際に離乳食を始めてみると、必要だったものもあれば、知らなくて困ったもの、逆に要らなかったものが出てきました。
そこでこの記事では、離乳食を開始する前の準備段階で購入したい、必要なグッズをおすすめ度合いと一緒にご紹介します。
- 本当に必要な離乳食グッズ一覧(まとめ)
- 離乳食を作るのに必要な購入品7選
- 離乳食を与えるのに必要な購入品6選
- 購入不要!必要なかった離乳食グッズ
- 中期以降の買い足し品
- まとめ)離乳食準備には、適切なものの購入を。
本当に必要な離乳食グッズ一覧(まとめ)
最初に結論から。
ズバリ、我が家で重宝した離乳食グッズで、離乳食初期から必要なグッズはこの表の 合計13選です。
どれも重宝しましたが、赤字にした「鍋」と「シリコンヘラ」は特におすすめ度合いが高い購入品で、離乳食を開始する前の準備段階で購入するのがおすすめです。
ここからは、それぞれのおすすめ理由や使い方などをご紹介していきます。
離乳食を作るのに必要な購入品7選
1.鍋(圧力または加圧鍋)
我が家では離乳食開始前、離乳食専用の「ミルクパン」(小ぶりの片手鍋)を購入し、人参などの野菜をペースト状にするため、茹で鍋として使いました。
ですが、、野菜が柔らかくなる頃には旨味が抜けてしまい、野菜のエグミが強く出てしまいました。
大人が食べても美味しくなく、娘も、食べなくはないけれど嫌そう。。。
悩む中で、ある日何気なく、離乳食用の「ミルクパン」ではなく
「ル・クルーゼ」の鍋で人参を茹でたところ・・・
同じ野菜なのに出来上がりの美味しさが全く違うことに気がつきました!!
茹で方も使っている人参もは「ミルクパン」と同じなのに、「ル・クルーゼ」で茹でた人参は甘くて美味しい!
色々な本やネットで離乳食野菜の茹で方を調べていましたが、「鍋」をポイントに挙げているものはひとつも見当たらなかったので目から鱗状態でした。。
どうやら「ル・クルーゼ」のような「鋳物鍋(いものなべ)」だと
野菜にゆっくりと熱が伝わり、うまみが増しておいしさが引き立つようです。
反対に、ミルクパンのような薄い鍋の場合、圧力がかからず、
人参の旨味が全て茹で汁に出てしまうそうです。
離乳食後期頃になって知ったことですが、
保育園の調理師さんも離乳食の準備グッズで1番買うべきは「鍋」をあげると聞きました。
我が家は「ル・クルーゼ」でしたが、厚手で加圧がかかる鍋であれば甘く茹で上がるので、圧力鍋や他メーカーのものでも問題ありません。
後述しますが、離乳食グッズとして定番の『ブレンダー』を買う予算があるならば、
ブレンダーよりも絶対に鍋を買うことをおすすめします。
ちなみに1歳になった娘は人参が大好きで、野菜は一通り食べられます。美味しく茹でた野菜ペーストを与えてきた成果かなと思っています。
↓余談ですが、人参を甘くする方法はこちら↓
2.すり鉢・濾し網・すり棒
離乳食初期は、食品を柔らかいペースト状にして食べやすく仕上げる必要があるため、このセットのすり鉢、濾し網、すり棒が活躍しました。
離乳食開始前は、ブレンダーを使ってペースト状にするのが楽かな、と考えていましたが、実際には離乳食初期は材料の分量が少なくてブレンダーが空回りしてしまい、使い物になりませんでした。
ちなみにこのセットのうち、おろし器、フタ、果汁絞りは殆ど使わなかったので5点セットである必要はないと思います。すり鉢、濾し網、すり棒があればOKです。
すり棒については、サイズが小ぶりなので、1歳を過ぎた現在は食べにくそうにしているときに食卓上でサッと潰してあげるなど、出番があります。
3.製氷トレー皿
離乳食を毎日準備すると手間なので、一度にある程度まとめて作り、フリージング(冷凍保存)をする際にこのような製氷トレーが必要になります。
離乳食初期は色々な食材を少しずつ試すうえ、1日1回しか食べないので大量にフリージングをする必要はありません。ですが、少し余った分などをフリージングしておくのに、15mlのキューブ皿はあると便利でした。
ちなみに似たようなサイズ感のフリージング皿はダイソーでも売っていますが、ダイソーのものは器自体が硬いプラスチック材質のため、冷凍後に取り出すのが本当に大変でした・・・。なのでおすすめしません。
他に、アカチャン本舗で「レック」のものも購入し使用しまた。こちらはリッツェルより薄くてペコペコしている材質で、冷凍後の取り出しやすさはあるものの、固まる前はやや不安定さを感じましたが大きな問題はありませんでした。わずかですが値段は安いので、価格重視な方にはおすすめです。
何れにせよ、離乳食が進んでくると色々なサイズが必要になってきます。我が家は、1歳の時点で、15ml2つ、25ml2つ、50ml2つ、80ml2つを使用しています。
4.おかゆカップ(ダイソー)
炊飯器でお米を炊く際に一緒にいれるだけで、米からお粥を作ることができるカップが100円ショップのダイソーで手に入ります。
10倍粥、7倍粥、5倍粥と3段階のお粥が作れます。大人のご飯と一緒に作れるので非常に便利です。
カップには計量用のスプーンも付属しているのですが、そのスプーンでカップを引っ掛けて持ち上げることができるようになっており熱々の炊飯器からの取り出しも簡単にできるという、細かいところにまで手の届く商品です。100円でこのような便利な離乳食グッズが手に入るとは・・・ダイソーってスゴイですね!
5.シリコンヘラ
スパチュラとも呼ばれるようなシリコンヘラは、1本持っておくと離乳食準備に便利です。
離乳食は基本的に通常食より柔らかい状態の食事になるため、鍋やお皿についたペースト状の食品を刮げ取りたいことが多く発生します。
特に離乳食初期は、少ない分量で作ることも多く、刮げ取らないと食べる量がほとんどない・・なんてこともありました。
もともと持っていなかったため離乳食を機に購入しましたが、非常に便利で毎日使っています。
離乳食用のため、あまり大振りすぎないサイズがおすすめです。
6.計り(キッチンスケール)
キッチンスケールは、調理する際の材料計量に使うのではなく、離乳食完成後に与える分量の計量に使っています。
離乳食では段階ごとに与えたい分量の目安が定められているため、足りているかどうかを確認する意味で使う必要があります。
目分量だと不安・・・という方は、持っておくと便利かと思います。
7.フリーザーバック
製氷トレー皿でフリージングした後、バラして保存しておくのに使用します。
フリーザーバックは100円ショップでも売っていますが、クチがうまく閉まらなかったり、破れやすかったりするため使用をやめました。
ジップロックが定番ですが値段が高いため、我が家では近所のドラッグストアで見つけた『ビリオンブライトケミカル』のストックバック(50枚入り・円)を使っています。
離乳食を与えるのに必要な購入品6選
1.お食事エプロン
次に、離乳食を与える時に必要な購入品です。
初めにお食事エプロン。
離乳食初期の1回食の間は1枚あればOKで、袖なしのタイプが着けやすくて便利です。
我が家では貰い物のベビービョルンのビブを使いましたが、特に困ることはありませんでした。
後々の買い足しで、袖なしは100円ショップのディズニー柄のものを何枚か買い足しました。
ちなみに後述しますが、中期以降、食べ掴みが始まってくる時期が秋・冬だと洋服が汚れないように長袖のお食事エプロンも必要になりました。
2.スプーン
離乳食初期の頃はまだお口が小さいため、小さな口にも入れやすい小ぶりの専用スプーンが必要です。
リッチェルのスターターキットは生後5ヶ月から使えるスプーンが3本ついており、違う品をあげるときにも取り替えがきいて楽でした。
スプーンと同色のカップも3つ付いているので、どの料理にどのスプーンを使ったが見分けられるので味が混ざることがなく、便利です。
3.スパウトマグ
このマグは、吸い口がストロー形状ではなく、幅広の乳首のような形状をしている低月齢用の商品です。
哺乳瓶の乳首に似ているためか、初回から問題なく吸うことができました。
このスパウトマグで飲む練習をしばらくした後、中期頃からストローマグに変更。
その後コップ飲みも練習し、1歳の時点ではストローマグとコップ飲みを併用しています。
4.お口拭き
初期はお口をモグモグと動かすことに慣れていないため、口に入れたものがタラーっと垂れてくることがあります。
濡らしたガーゼで拭けば良いのですが、私が面倒くさがりなのでお口拭きを準備しました。
値段が安く、使用にも特に問題がないので離乳食スタートから1歳を過ぎた現在まで西松屋のお口拭きを活用しています。
余談ですが、肌が弱いタイプではないものの別のお口拭きで肌荒れしたことがあったので、合う・合わないもあると思います。
5.お食事イス
離乳食開始時時点では腰座りをしていなかったため、バウンサーに座らせて食事をあげていました。
私も床に座り、正面から向かい合う形であげていて、特に不便はありませんでした。
ただ、正しい咀嚼には椅子に座らせた方がいいと聞いたこともあり、中期頃には椅子への切り替えを検討しました。
腰座りが遅かったのでタイミングを悩みましたが、8ヶ月頃に完全に座れない状態のままテーブルにつけるキャンピングホルダーに移行しました。
その後1歳を過ぎた現在も使用しています。
ちなみに、キャンピングホルダーはディズニー英語システムのマタニティ購入特典としてもらったミッキーのものを使っています。
見た目はとっても可愛いですが、取り付け部分の周りを掃除しにくいのがネック。
ですが、ベビーチェよりも床掃除には邪魔がないので継続して使っています。(この話はまた別で。)
6.器
離乳食初期は、赤ちゃんが自らお皿を触ったり投げたりすることはないので、大人が使う陶器の小皿などでも代用でき、必ず揃えなければいけないグッズではありません。
ですがこのリッチェルのスターターキットは、お皿のサイズ感が初期にちょうど良く、割れる心配もないし、冷却シートがついているのもメリットで、購入して正解でした。
離乳食中・後期以降も、おかずの小鉢として使用し、長く重宝しています。
購入不要!必要なかった離乳食グッズ
逆に必要なかったのは、冒頭でも少し触れましたがズバリ「ブレンダー」です。
どのサイトや離乳食本を読んでも、「ブレンダーはあった方がいい!」と書いてあったので当たり前に準備するつもりでいましたが、結果的には殆ど出番はなく、買う必要はありませんでした。
特に離乳食初期は作る分量が少ないため、ブレンダーでは空回りしてしまうことが多々。結局、すり鉢・すり棒・濾し網を活用しました。
中期になり、量が増えてきたタイミングで何度か使うこともありましたが、数回程度です。
離乳食以外に使う予定がないのであれば、わざわざ買わなくとも、ボールとザルで漉すなどで代用できるなと思いました。
ブレンダーを買うのであれば、その費用の分を鍋に充て、美味しくて柔らかい野菜を準備することを強くおすすめします。
中期以降の買い足し品
ここまで離乳食を始める前に準備しておきたいグッズを紹介しましたが、離乳食中期(開始から2ヶ月程度後)以降に買い足したものも紹介します。
1.ストローマグ(B-Box)
ストローマグは計3種類を購入しましたが、圧倒的おすすめはこのB-Boxです。
どんな角度からでも飲めて、飲み残しが出ない点が最大のメリットです。
1歳の時点で他の2つは必要なくなり、使わなくなりました。
最初からB-boxを洗い替え用に2つ購入すればよかったなと思います。
スタンダードなデザインの他に、ディズニーキャラクターをモチーフにしたデザインもあり、見た目も可愛くおすすめです。
2.コップ飲み練習カップ(ダイソー)
コップ飲みの練習にはダイソーのものを準備しました。最初は飲み口のついた蓋を使って練習し、慣れてきてからは蓋を外して普通のコップとして使いました。後者の使い方でも、サイズが小ぶりでコップの厚さも薄めなので飲みやすそうでした。
ちなみに、練習カップとしても人気のあるマンチキンのミラクルカップも使いましたが、ダイソーをおすすめします。
ミラクルカップは、吸い口を上唇で押すことで中身が出てくる仕組みなので赤ちゃんが振ったり落としたりしてもこぼれないのがメリットですが、娘は「吸い口を押す」ということが中々分からなかったので飲めるようになりませんでした。
1歳を過ぎてようやく飲めるようになりましたが、「マンチキンで飲めてもコップで飲めない」という話も聞いたことがあるので、練習用としてはおすすめではないと思いました。
3.長袖のお食事エプロン(西松屋)
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初期に使っていたベビービョルンのビブタイプは、成長するにつれ、首元を噛んだり手で払おうとしたりするようになり機能しなくなりました。
そのため、手元まで濡れにくい長袖タイプのエプロンへ移行しました。時期的にも冬場で長袖の洋服を着ていたこともあります。
西松屋、アカチャンホンポで購入しましたが、特に差を感じなかったので、値段の安い西松屋で良いかなと思いました。
ちなみに、首回りが少し開いてしまい、そこから食べこぼしが侵入したので食事エプロンの下に、普通のよだれスタイもつけていました。
4.カット用ハサミ
我が家では、ファミリアのフードカッターを出産祝いとしていただいたのでそれを使っていましたが、切れればなんでも良く、100円ショップでも良いといます。
後期頃から麺類をカットするのに活用しました。1歳を過ぎると外食用に持ち歩く可能性もありますので、軽量・コンパクトが良いでしょう。
まとめ)離乳食準備には、適切なものの購入を。
・・・いかがでしたでしょうか。
離乳食を始める前は、ケチな性格も相まって、「離乳食作りは何年も続くことではないし、極力買わないようにしよう!」と考えていました。
ですが、始めた後に感じたのは、「離乳食準備って本当に大変!」「頼れるものは頼ろう!」ということでした。
この記事で紹介したグッズは、お食事エプロンなど子どもが長く使えるものや、鍋やシリコンヘラなど普段の料理でも使えるものがほとんどです。大変な離乳食準備を少しでも楽にするために、コスパも考えた上でおすすめしたいグッズを紹介しましたので、参考にしていただければ嬉しいです。
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